サリチル酸のナトリウム塩である「サリチル酸ナトリウム」 と言っても、何のことかよくわかりませんよね。
構造式や生成方法の話は抜きにして、当記事では「医薬部外品」としてのサリチル酸ナトリウムについて書きたいと思います。 サリチル酸ナトリウムは、「医薬部外品」に指定されており、ワキの臭いに効果があるということが国によって認められている成分であると言えます。使用量は国の基準に従う必要があります。
「医薬部外品」というのは、日本の薬事法により、医薬品と化粧品の中間的な位置に分類されており、予防効果や人体に何らかの改善効果をもたらすものを指します。
2009年に改正された薬事法によると、「歯周病」「虫歯予防」「口中清涼剤」「制汗剤(デオドラント)」「薬用化粧品」「ヘアカラー」「生理用ナプキン」などがこれに該当します。
「医薬部外品」を製造する日本国内の製造所では、医薬部外品製造許可を取らねばなりません。仮に出荷前の製品を保管するだけの場所や、製品にラベルを貼ったり包装したりする場所についても、包装・表示・保管は製造の一部とみなされ、製造許可が必要です。
医薬品と違い、小売り販売には特に許可制度は定められていないため、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで販売することが可能です。
まとめますと、サリチル酸ナトリムは「医薬部外品」であるため、ワキの臭いに有効な成分であると言うことが出来ます。そのため、製造をする企業には製造許可が必要であり、小売りをする分にはどこでも販売が出来ます。
わきが対策としてのサリチル酸ナトリウム
わきがというのは、わきの下に集中している「アポクリン汗腺」から出る汗を、コリネバクトリウムや黄色ブドウ球菌などの常在菌が分解する際に出る物質がもう一つの汗腺である「エクリン汗腺」からでる分泌物と混ざり合うことによって、空気中に拡散してしまうことが原因で起こります。
サリチル酸ナトリウムは、高い殺菌作用が認められており、コリネバクトリムなどの常在菌を滅してワキガの臭いを根本から断ってくれます。
そのため、制汗剤(デオドラント)に使われることが多いのが特徴です。
サリチル酸ナトリウムを使用しているデオドラント
サリチル酸ナトリウムを使用しているデオドラントをご紹介させていただきます。
わきが対策デオドラント
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